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スローライフ

更新日:2020年4月26日

緊急事態宣言が出されたことで、最近は家にいる時間が更に増え、なんとなくドイツ生活を思い出すことが多いです。


と言うのも、自宅でケーキを焼いたり、健康のためスムージーを作ったり、散歩に行ったり、家にお花を飾ったり✨大好きなドイツの日常生活が再現出来ているからかもしれません😊


先日ニュースで、ひとけの無い東京の様子が映されており、このようにコメントされていました。

"朝から人は殆どおらず、普段は耳にすることのない、鶯らしい鳥の鳴き声が聞こえて来ます。"



ひとけがないのは置いておいて、これが本来の人間らしい生活だと思います💡

ドイツでは、朝起きて窓を開けると自然と鳥の鳴き声が聞こえる。それが当たり前の光景。仮に鳴いてる鳥が鶯だったら、春だなぁと感じますよね🌸



そんな日常のささいな体験や喜びが、音楽をする上で大切だと感じています。



私はドイツに住んで以来、クラシック音楽と自然の深い結び付きを感じています。

ベートーヴェンの作品では、時に激しい嵐のようだと思ったら陽気な雰囲気に一変。ドイツの気まぐれな天気を連想させられることがあります。

シューマンの作品では、ドイツの森の中を散歩しているような感覚に陥ったり。


例えば北欧の作曲家の作品では、冬の暗さ、キーンとした冷たい空気を連想させられることもあります。(残念ながら北欧を訪れたことは無いのですが…💦)



と、ほんの一例でしかありませんが、曲を聴いていろいろなイメージが湧くわけです。

ただ、実際に目にしたり体験した事がないと、イメージすることって難しいと思います。


静かに過ごさなきゃいけない時期だからこそ、日常や自然界の音に耳を澄ませてみたり、景色を見てイメージの幅を広げてみては如何でしょうか?(もちろん遠出は出来ませんが。。)

楽器の練習をして技術を磨くことも大切ですが、意外とその他の時間も大切です☝

まずは曲のイメージを膨らませて、そのイメージを目指して練習してみましょう。


コロナによって与えられた時間を、楽しみを見つけつつ有効に使いたいものです。









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